心理学において「マンガ」という大衆文化がどのような意義を持ち得るかを明らかにすることが目的である。
現代日本人はマンガを大衆娯楽として大量消費しているが,同時に,マンガの中に描かれた心理描写や登場人物の機微などを通して様々なことを学んだり考えたりもしている。マンガが人々に与える影響,世界的なマンガ人気などを心理学的に検討する必要があるだろう。「マンガ心理学」という旗を掲げ,マンガに関する心理学研究を行う者同士が交流できる場(研究成果を発表したり,関連情報を相互交換したりするための場)を提供し,目的達成のための諸活動を展開する。
各領域に点在していたマンガに関する心理学研究の知見が集約され,マンガ心理学の基礎文献が整理される。また,その過程において,現時点におけるマンガ心理学研究がどのような心理学領域に隆盛で,どのような心理学領域で発展可能性があるのかが明らかになる。
各分野の研究者の交流によって,最新のマンガ心理学研究の知見,関連情報の相互交換が行われる。心理学者同士の交流のみならず,社会学者やマンガ研究者など他学問領域との交流も積極的に行うため,自ずとマンガ研究におけるマンガ心理学の位置づけも明確になる。その過程において,マンガ心理学の理論と方法論も整備されていくことが期待できる。
世界に先駆けて「マンガ心理学」というジャンルを確立し,日本から世界に発信する心理学の専門分野を開拓する土台作りになる。
心理学者を中心とした22名(日本心理学会会員は15名、うち認定心理士3名)+α
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